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追証なしのゼロカットシステムとは?国内業者で使われていない理由やメリット・デメリットを紹介

海外FXにはゼロカットシステムといものが採用されています。これは国内FXには無いものです。

中にはゼロカットシステムを導入していない海外FX会社もありますが、有名なFX業者はほとんどゼロカットシステムを導入しています。

この記事では海外FXで多く採用されているゼロカットシステムの概要やメリット・デメリット、国内業者で使われていない理由を解説します。

特におすすめの海外FX会社です。ぜひ参考にしてみてください。

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ゼロカットシステムとは

ゼロカットシステムとは強制ロスカットが間に合わず口座残高がマイナスになってしまった場合に、証券会社がマイナス分を負担してくれるシステムです。強制ロスカットとは証拠金維持率が一定割合を下回ると、強制的にポジションを決済する機能です。

あまりにも急激な値動きの場合、ロスカットが間に合わず口座残高がマイナスになり追証が発生してしまうことがあります。ゼロカットシステムが無い場合、追証が発生するとマイナス分は証券会社に支払う必要があります

つまり、ゼロカットシステムがない国内業者の場合は、入金額以上のマイナスになる可能性があります。

海外FX業者がゼロカットシステムを採用している理由

海外FXはトレーダーが増えれば利益も増える

海外FX業者の多くはNDD方式を採用しています。NDD方式を簡単に説明します。

NDD方式はトレードのたびに発生するスプレッドと取引コストが収入源です。トレーダーが増えてたくさん取引してくれると海外FX業者は儲かります。

NDD方式は「No Dealing Desk」の略で、投資家と為替取引の市場の間にFX業者が入らない注文の執行方式を指します。DD方式よりも透明性が高い為替レートでトレードが可能であり、世界的に有名な取引所の多くが採用している注文方式です。

ゼロカットシステムが義務化されている国がある

一部の国では国がレバレッジ制限をしない代わりにゼロカットシステムを義務化しました。

キプロスでは2018年頃に金融商品取引に関する規制が強化されて、その一環でゼロカットシステムが義務化されました。

海外FXはその会社が置かれている拠点の国の法律に則り運営されています。

ゼロカットシステムのメリット

ゼロカットシステムには主に以下2つのメリットがあります。

  • 追証によって借金ができるリスクがない
  • ハイレバレッジ取引を安心して行える

1つずつ解説していきます。

追証によって借金ができるリスクがない

ゼロカットシステムが導入されている海外FX業者では追証のリスクがありません。

追証とは、保有している通貨の値下がりにより、証拠金維持率が下がることで保証金を追加で入金しなければいけない事象を指します

国内FXではゼロカットシステムが無いため、強制ロスカットが間に合わないと追証が発生して期間内にFX会社にお金を振り込まないといけません。

支払えなければ多額の借金を抱えることになります

海外FX業者では証拠金以上の損失を回避できるため、追証のリスクがありません

ハイレバレッジ取引を安心して行える

国内バイナリーでは常に追証が発生する可能性があります。なのであまり無茶な取引はできません。

ゼロカットシステムを採用している海外FX業者では追証が発生することがないので、安心してハイレバレッジ取引を行えます

ハイレバレッジ取引では少額で大きな利益を狙えますが、価格の暴落が発生すると多額の損失が発生します。ゼロカットシステムを利用することで追証の可能性が無くなります

海外FX業者では最大1000倍などの国内FXでは体験できないハイレバレッジで取引が可能です。

ゼロカットシステムがあれば、リスクを抑えながら少額で大きな利益を狙えます。

ゼロカットシステムのデメリット

ゼロカットシステムには主に以下2つのデメリットがあります。

  • 証券会社が追証を請求してきた事例もある
  • 負担額が上回りFX会社が破綻してしまう可能性がある

1つずつ解説していきます。

証券会社が追証を請求してきた事例もある

海外FX業者の中にはゼロカットシステムを導入していると公表していても、追証を請求してくる業者が存在します。

有名で取引ユーザーの多いFX業者は通常請求してくることはありません

しかし、実績がなく会社も設立して間もないFX業者の場合、ゼロカットシステムがあるのにそれを無視して損失をカバーしてくれないケースが稀にあります。

海外FX業者を選定する際は、過去の実績や利用者、セキュリティーなど、安全性が高い業者を選ぶようにしましょう

負担額が上回りFX会社が破綻してしまう可能性がある

ゼロカットが適用されるとその損失分はFX業者が負担します。そのため、負担額が限界を超えた場合、経営が成り立たずFX会社が破綻する可能性があります

FX会社が破綻すると最悪の場合資金を引き出せなくなります

経営がうまくいかなくなると出金まで異常に時間がかかるなど何らかのサインがあります。それを見逃さないようにしましょう。

また、大手のFX会社を利用することでそのようなトラブルを避けることができます

国内FXにゼロカットシステムがない理由

日本国内では法律で損失の補填が禁止されているため、ゼロカットシステムが採用されていません

(損失補塡等の禁止)

第三十九条

二 有価証券売買取引等につき、自己又は第三者が当該有価証券等について生じた顧客の損失の全部若しくは一部を補塡し、又はこれらについて生じた顧客の利益に追加するため当該顧客又は第三者に財産上の利益を提供する旨を、当該顧客又はその指定した者に対し、申し込み、若しくは約束し、又は第三者に申し込ませ、若しくは約束させる行為

三 有価証券売買取引等につき、当該有価証券等について生じた顧客の損失の全部若しくは一部を補塡し、又はこれらについて生じた顧客の利益に追加するため、当該顧客又は第三者に対し、財産上の利益を提供し、又は第三者に提供させる行為

トレーダーを守ることも大切ですが、日本では国内FX業者の保護も重視されています。

日本の法律では、業者がトレーダーの損失分を負担する行為を禁止しています。つまり「ゼロカット=損失分の負担」と捉えられるので、導入できません。

ゼロカットシステムが使える海外業者

ゼロカットシステムを導入しているおすすめの海外FX業者を紹介します。

  • XM Trading

まだ口座を解説していない方は参考にしてみてください。

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出典元:https://my.xmtrading.com/jp/

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ゼロカットシステムまとめ

今回は、海外FXで多く採用されているゼロカットシステムの概要やメリットデメリット、国内業者で使われていない理由について解説しました。

海外FXではゼロカットシステムが導入されているため、追証のリスクがありません。トレーダーは高額な損失を負うことがありません。

ただし、悪質な業者や設立して間もない会社の場合は追証を請求してくることもあります。海外FX業者は必ず安全とも限りません。

利用する際はユーザー数の多いFX会社を選ぶといいでしょう

今回紹介した注意点やおすすめのFX業者を参考にして、後悔しない海外FXでのトレードをおこないましょう。

なお、以下の記事でXM Tradingについて詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

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