FXの代表的な取引スタイルの1つに「スキャルピング」というものがあります。
スキャルピングとは数秒から数分程度の短期間に、何度も売買を繰り返して利益を積み重ねるトレード手法です。短期間で売買を繰り返すので、サーバーに負担がかかるなどの理由で禁止している会社もあります。
この記事では、スキャルピングのメリットやデメリット、スキャルピング可能なFX口座も紹介します！
特におすすめの海外FX会社です。ぜひ参考にしてみてください。
スキャルピングとは？
スキャルピング手法について解説します。
数秒～数分までの短期間で完了させる取引スタイル
スキャルピングとは数秒～数分の短時間で1回の取引を完結させるトレードスタイルです。
1日に何回も取引を行い、小さな利益をコツコツ積み重ねます。
短時間の取引であるため莫大な利益は見込めないですが、すぐに利確や損切をするため、リスクを抑えた投資ができます。
スキャルピングで利益を出すには、トレードスキルを向上させることが不可欠です。
目標は金額ではなくpipsで決める
スキャルピング手法を使う際は、目標は金額ベースではなく、pipsで決めるようにしましょう。
FXは通貨ペアによって利益幅の変動があります。金額で目標を決めてしまうとスキャルピングのメリットが薄れてしまいます。
スキャルピングの利確目安は「5～10pips」を目標にするといいでしょう。
やはり、1回の取引での利益は少ないですが、目標を高くしすぎるとスキャルピングのメリットを生かせなくなってしまいます。
他の手法との違い
FXのトレードスタイルはスキャルピング以外にもデイトレードやスイングトレードなど何種類かあります。
主に異なるのは取引時間になります。それぞれの違いは以下の表のとおりです。
| トレード方法 | 取引時間 | 利幅の大きさ |
|---|---|---|
| スキャルピング | 数秒～数分 | 1～10pips程度 |
| デイトレード | 数10分～１日 | 10～100pips程度 |
| スイングトレード | 数日～数週間 | 100～500pips程度 |
| ポジショントレード | 多くても数週間に1回 | 100～1000pips程度 |
それぞれのトレードスタイルごとに、1回の取引で求める利益やリスクが異なります。
どの手法が一番いいとかはありません。トレードをする人の好みと使える資金などで決める必要があります。
海外FXのXMTradingではデモトレードなども無料できるので、そこで練習してみるのもいいでしょう。
それぞれの特徴を理解して、自分に合った取引スタイルを確立させましょう。
スキャルピングが使えるFX口座
スキャルピングが使えるFX口座を紹介します。
今回紹介するFX口座は以下のとおりです。
- XMtrading
- Tradeview
- DMM FX
それぞれのFX口座の特徴について解説します。
XMtrading
出典元：https://my.xmtrading.com/jp/
XMtradingは最大レバレッジが1000倍と他の海外FX口座と比べても高く設定されています。
XMtradingではスキャルピングの手法を使うことができますが、他社のFX口座と比べてスプレッドが若干広くなっています。特にスタンダード・マイクロ口座はスプレッドが広めに設定されているため、スキャルピングには不向な口座タイプです。
XMtradingでスキャルピングをするならKIWAMI極口座がおすすめです。
KIWAMI極口座がおすすめな理由として、「スプレッドが狭い」「取引手数料も無料」などの取引コストの低さにあります。
KIWAMI極口座はXMtradingの中でも特にスプレッドが狭く、約定も安定しているのでスキャルピングに向いている口座です。
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Tradeview
出典元：https://www.tradeviewlatam.com/ja/
Tradeviewでは、スキャルピング取引が可能です。
FX業者の中にはスキャルピングを禁止している会社もありますが、Tradeviewにおいてスキャルピングは禁止事項ではありません。
そのため、Tradeviewでは最大レバレッジ500倍を活用しながら、自由にスキャルピング取引ができます。
スプレッドも狭くスキャルピングに向いているFX口座となっています。さらに、特徴として約定拒否がないプラットフォームが用意されているという点です。
さらに取引手数料も低い水準である点や、約定力の高いcTraderが利用できるなど、スキャルピングに特化した海外FXブローカ―でもあります。
「スキャルピングで利益を増やしたい」という人は、Tradeviewでの口座開設がおすすめです。
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DMM FX
出典元：https://fx.dmm.com/
DMM FXは国内業者になるのでレバレッジは25倍が上限ですが、スプレッドの狭さと安定した取引ができるFX口座です。
国内業者ということでLINEでの問い合わせにも対応しています。さらに24時間いつでも電話やメールでの問い合わせに対応しています。
スプレッドが狭いのでスキャルピングのメリットは大きいですが、注意点もあります。
DMM FXではスキャルピングが禁止されているわけではありませんが、他のFX会社と比べて短期取引に厳しくなっています。
あまりにも間隔の狭い取引は避けた方がいいでしょう。
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スキャルピングに向いている人
スキャルピングに向いている人の特徴を解説します。
- 迅速な判断力がある人
- 集中力が途切れにくい人
- 常に冷静な人
- 損失が出てもすぐに気持ちを切り替えられる人
それぞれの特徴について解説します。
迅速な判断力がある人
スキャルピングは１日の中で多くの取引を行い、短期間の価格変動を狙って利益を出します。
市場の小さな動きを利用するため、取引時間は数秒～数分ととても短いです。このような短い時間で利確や損切の判断をして計画通りの取引を行う必要があります。
迅速な判断力があれば、市場の動きにいち早く対応して適切な取引を行うことができます。
優柔不断な方だと、判断が遅れて大きな損失が出る可能性もあります。
集中力が途切れにくい人
先ほども申し上げたとおり、スキャルピングは非常に短時間で行うため、数秒判断が遅れると損失が出る場合もあります。
ポジションを持ち続けることがない為、トレードの最中は常に集中しておく必要があります。
トレード中に気を抜いている暇はないため、集中力が継続できないとスキャルピングで利益を出していくのは難しいです。
集中力があまり持たないという方は、一段階取引時間が長くなるデイトレードの方がおすすめです。
常に冷静な人
先ほどの迅速な判断力と合わせて必要なのが常に冷静な心です。
スキャルピングは取引回数が多いので予想外の値動きに遭遇することもあります。そのような時も慌てずマイルールに従い冷静に行動しなければなりません。
冷静にいられる人であれば市場の動きに動じることなく、計画に基づいた取引を実行することができます。
慌ててしまうと、マイルールにない取引をしてしまったり、自暴自棄になって大きな損失を出してしまうことに繋がります。
損失が出てもすぐに気持ちを切り替えられる人
スキャルピングは小さな利益の積み重ねが大きな利益になる手法です。
1日の取引回数が多い分、損切をする回数も多くなります。損失を取り戻したいという気持ちがあると、さらに大きな損失に繋がることもあります。
そうなるとスキャルピングで集めてきた利益を一瞬で失う可能性があります。
損失が出続けたとしても、気持ちを切り替えて取引することが大切です。
スキャルピングのメリット
スキャルピングの手法を使うメリットを紹介します。
- 大きな価格変動に巻き込まれるリスクが少ない
- 取引経験を積みやすい
- 資金効率がいい
大きな価格変動に巻き込まれるリスクが少ない
スキャルピングは数秒から数分で取引が終わるため、ポジションを持ち越すこともありません。
そのため、大きな価格変動に巻き込まれるリスクが少なく、精神的負担も減少します。
ポジションを持ち越すことがないので、ゆっくり睡眠をとることができますし、トレードをしていない時も値動きの心配をする必要がありません。
取引経験を積みやすい
スキャルピングは１日で何回も売買を繰り返すため、取引経験を積みやすく、コツをつかめば上達が早いです。取引回数が多ければ損失が出るトレードも多くなります。
たくさん失敗することで、トレードを振り返り経験を重ねて他のトレードスタイルよりも早く成長することができます。
資金効率がいい
スキャルピングは１日に何回も取引を繰り返します。
手持ちの資金をフル活用して、短期間で効率よく回転させながら利益を出すことができるため、他のトレードスタイルに比べ資金効率がいいです。
利益が増えた分は別の投資に回したり、複利運用することもできます。
スキャルピングのデメリット
スキャルピングの手法を使うデメリットを紹介します。
- 取引コストが都度発生してる
- インターネット回線に依存する
- 簡単ではない
取引コストが都度発生してる
FXでは取引ごとに売値と買値の差であるスプレッドが発生します。
１日に何回も取引している内にスプレッドは増え続けます。スプレッドを上回る利益を出さなければ、損失が増えるだけです。
なるべくスプレッドが狭いFX口座を選ぶようにしましょう。
インターネット回線に依存する
FXの注文はすべてインターネット上で行われます。
動きの悪い低スペックPCで取引しているも不利になりますし、インターネット回線の速度も重要です。インターネット回線を通じて行う注文と約定は、0.001秒単位の通信スピードに影響を受けます。
ごくわずかなタイムラグですが、積み重なるとものすごい金額の差になることもあります。
なるべく速度の速い回線を契約しましょう。さらにゲーミングパソコンがおすすめです。
ゲームというのはパソコンに一番負担がかかるものです。ゲームができるパソコンは何の作業をしても快適に動きます。
ゲームを一切しないとしても、ゲーミングパソコンを購入しておけば、数年はパソコンの動きに悩まされることはありません。
簡単ではない
短期のトレードだからこそ、判断力が求められます。
誰でも安定して利益が出るほど簡単ではありません。通貨ペアの特徴や、重要な経済指数、要人発言などの把握は最低限必要になります。
マイルールを作って常にそれを守ることや、メンタル管理も重要になります。
スキャルピングを使う時の注意点
スキャルピング手法を使う時の注意点を紹介します。
- スキャルピングが禁止されていないか確認する
- 口座凍結される可能性がある
スキャルピングが禁止されていないか確認する
注意点としてスキャルピング手法が禁止されている業者があります。
大きく「スキャルピング禁止」とは記載されていないことが多いですが、「短絡的に繰り返される取引の禁止」と規約に書いてあることがあるので注意しましょう。
数秒で売買を繰り返すとサーバーに負担がかかる為、上記のように規約で禁止している会社があります。
短絡的といっても大雑把な表現でこれの明確なルールは業者によって異なります。
スキャルピングをする前に規約の確認と不安であればサポートに問い合わせて確かめた方がよいです。
規約に違反すると口座凍結される可能性がある
「短絡的に繰り返される取引の禁止」と書いてあるのにも関わらず数秒などの極端に短い取引を繰り返すと口座凍結のリスクもあるので注意しましょう。
警告を受けたのにも関わらず禁止行為を続けると、完全凍結の可能性も高まります。
FX業者によっては出金すらさせてくれない場合もあるので気を付けましょう。
スキャルピング手法のまとめ
今回はFXでよく聞くスキャルピングについて。メリットやデメリット、スキャルピング可能なFX口座を紹介しました。
スキャルピングはコツを掴めば利益が出やすいですが、短期取引のためその都度スプレッドが発生します。
スプレッドが狭く約定率の高いFX口座を選ぶようにしましょう。
自分に合うトレードスタイルを見つけるには実際に練習してみることも大切です。無料でデモトレードができるところが多いので最初はいろんな取引スタイルを試してみましょう。
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